カイジゲーム 自分がブラック企業にいると思っている人はやってみよう⑮ 【反撃フェーズ#3】プランB(自衛):上司にとってヤバい奴になる 1/2
苦界 生です。
では今回は反撃フェーズでの下記の作戦のうち、プランBについて説明します。
<反撃フェーズで実行する作戦>
プランA:会社(経営者も含む)自体へダメージを与えるため、外部機関に頼る方法
プランB:あくまで自衛を目的とし、会社へのダメージは与えず、直属の上司のみを攻撃する方法
<プランB>
プランAでは自分が得た情報によって会社(経営者を含む)にダメージを与えることを目的としていましたが、プランAでの目的は自衛です。
もっと端的にいうと「仕事を振られないようにする」です。
ブラック状態の会社にいる人はどんどん仕事が舞い込んできて、今日明日をどう生き延びるかという切迫した状態にいる可能性が高いです。
会社と対峙するよりも、まずは自分の身を守る。そういう人はプランBを選択しましょう。
とはいえ、プランBを実行するにあたり、最低限準備する情報として、⑪の記事で紹介した、自分の業務内容と工数が必要になります。
まず、自分は一体、何にどれだけ時間がかかっているのか、この情報をいつでも出せるように準備してプランBに取り掛かります。
なぜ、自分の業務内容と工数の明確化が必要なのかは、後述しますが、簡単に言うと、自分に仕事を振る人(主に上司や小集団リーダー等)に自分の状態を知らしめるためです。
では、自分の業務内容と工数の明確化をしたら、次は何をするのか。
おそらく、プランBの内容に対しては否定的な印象を受ける方が多いと思いますが、今回の一連の投稿で何度も言うように、これはブラック状態から抜け出すことを目的とした、カイジゲームという名のゲームです。
漫画のカイジを読んだ方は分かると思いますが、多額の借金を背負わされたカイジは、一般常識など顧みず、なりふり構わず行動しています。とにかく今いる状況から抜け出すことを最優先に考えています。
前置きが長くなりましたが、プランBであなたが実行すべきことは、「上司にとってヤバい奴になる」ことです。
では、具体的な進め方を、下記のシチュエーションを示しながら説明していきます。
まず、上司から何か仕事を振られたとしましょう。そうしたときに、まずは断ります。ただし、上司は普通そんなことは許しません。あなたは、しぶしぶとその仕事を受けざるを得なくなります。
ここまでは、プランBの実行初期段階として大体共通するシチュエーションだと思いますが、これ以降は、個々人の創意工夫が試されます。
そして、あなたにとって、今後の会社生活が一変してしまいますので、実行にはそれなりの覚悟がいることを理解しておいてください。
次回へつづく