忙しい中である程度時間がかかることを達成しようとしたら、やるべきことを細切れにしてスケジューリングするしかない(2/3) やるべきことの定量化
先回で忙しい中である適度時間がかかることを達成しようとしたら、まず「やるべきことを明確化」し、次に「時間を一つの塊と捉え、一日の時間に当てはめて実施」と説明した。
やるべきことと予定が決まったらあとは繰り返していくだけだ。
しかし、ちゃんと成果を出すためには上記のことだけでは不十分だ。
そこで次に実行することは「週1回の進捗確認」だ。先回、英語の勉強を例にとったので、今回もそれに倣う。やるべきことを「英単語を覚える」ととし、一日の時間では出社前と、朝の通勤時間に英語の勉強のコマを割り当て、平日毎日繰り返す。ちなみにやるべきことはなるべく実施したことを定量的に測れるものがよいことは述べた。(英語のサイトを見るなどは定量的ではない、英語のニュースを1日3記事見るなどは定量的)
週末になったら「進捗確認」としてこの1週間自分がどれだけ、英単語を覚えることができたかチェックする。チェックのやり方は自由だ。1週間で覚えようとした単語の意味を全部そらで言えるか試しても良いし、抜き打ちでいくつかピックアップして意味が言えるかを試してもよい。
最初にやるべきことを定量的なものにするというのは、あとでどれだけできたかをちゃんとチェックできるようにするためだ。
次の第3回では、前回と今回で説明してきた下記の流れ、
①「やるべきことを明確化」(PDCAのP[Plan]に当たる)
②「時間を一つの塊と捉え、一日の時間に当てはめて実施」(D[Do])
③「週一回進捗を確認」(C[Check])
の締めくくりとして、
④「遅れている部分のテコ入れ」(A[Action])について説明したい。