意識高男と俗物太郎、ときどき苦界生(いきる)が行く

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カイジゲーム 自分がブラック企業にいると思っている人はやってみよう② 【調査フェーズ#1】 必要なのはマインドセットの切り替え

苦界 生(いきる)です。

 

それではカイジゲームを実行する上で、最初のフェーズである、調査フェーズについて述べたいと思います。

調査フェーズの目的は自分が勤めている会社について、自分がブラックだと思っている要因(例えば過重労働など)が、いったい何に起因しているかということをあぶり出すことを目的としています。

 

この後、カイジゲームは仕込みフェーズと反撃フェーズへと続きますが、この調査フェーズでうまく要因をあぶり出せないと、あとのフェーズでの効果が期待できなくなってしまいます。なので、3つのフェーズの中で一番の要諦は調査フェーズとなります。

 

また、調査フェーズでもう一つ、意識いただきたい点は、マインドセットを次のように切り替えることです。

これまで、俺は何も考えず、まさに会社の歯車だったかもしれないが、今後は、会社と対峙する刃になるのだ、というマインドセットです。

TVゲームでもそうですが、ゲームを始めるときには、これからゲームをするのだという意識の切り替えを誰でも大なり小なり行っています。

カイジゲームをするためには、マインドセットが必要です。

 

なぜなら、調査フェーズではこれまで自分が気にしていなかったような情報をインプットすることになるからです。

勉強もそうですが、ただ漫然とテキストを眺めている受け身の姿勢では情報が頭に入っていきません。例えば、志望校に合格する、単位を取るなど、何らかの動機づけをして、積極的な姿勢にならないと、必要な情報のインプットがうまく進みません。

なので、これから述べる、調査フェーズで取得していく情報をインプットするために、会社の歯車から、会社と対峙する刃になるのだ、という受け身から積極的な姿勢になるマインドセットが必要になります。

 

では、調査フェーズは会社のどんな情報をチェックすればよいか、下記に示します。

 

①業界における会社の位置づけ

②会社の歴史

③組織・体制

④金の動き(リソーセスの配分、何で儲けているか等)

 

これらを調べることで、一体どこにブラックな要因があるのかわかってくると思います。

ちなみに、一つ注意していただきたいのが、①を調べていくことで、他社の状況にも目を向けることになるかもしれませんが、それによって、ブラックな要因が自分の会社固有のものではなく、そもそも業界自体にあるのではないか、ということも分かってしまうかもしれません。

 

もし、ブラックな要因が業界自体にあるとすると、これは個人vs会社という構図ではなくなってしまいますので、カイジゲームが成り立たなくなってしまいます。

それが分かってしまったら、残念ながら早々に別の業界に転職するなどの対応が必要になるかもしれません。

カイジゲームは、あくまで業界ではなく自分の会社のみがブラックであるという前提で行います。

 

また前置きが長くなってしまったので、上記①~④についての説明は次回したいと思います。