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カイジゲーム 自分がブラック企業にいると思っている人はやってみよう①

苦界 生(いきる)です。

 

電通に入社した東大卒新入社員の過労が原因とみられる自殺が話題になっております。

少しニュースの内容を見てみると、過労(月100時間超の残業)に加え、よくわからない状態での上司からの仕事の丸投げ、そのアウトプットに対するダメ出しの嵐などもあったようです。

 

推測の域を出ませんが、自殺に至った背景としては、電通という華やかなイメージの企業に希望に溢れて入社したものの、よくわからない状態で丸投げされた仕事に対し、泥臭い作業を続け、あわやなんとかひねり出したアウトプットは上司にボロカスに言われ続けることで、華やかな企業イメージは失われ、かつ、自分の自信も打ち砕かれ、序々に神経をすり減らしていったことではないでしょうか。

 

巷間では上記のような事例があると、すぐにこの会社はブラックか否かというような話題が出てきます。

 

では、ブラック企業とは一体どういった会社のことを指すのでしょうか。

下記にウィキペディアの内容を転載します。

 

ブラック企業(ブラックきぎょう)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは、広義としては暴力団などの反社会的団体との繋がりを持つなど違法行為を常態化させた会社を指し、狭義には新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働によって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業を指す。(ウィキペディアより)

 

僕の持っていたイメージでは、単純に過重労働をさせる企業というように思っていましたが、それは上記の定義によると、狭義の新興企業における過重労働のことを指すようです。

 

そういった意味で言うと、電通に関しては新興企業ではないので、ブラック企業には当てはまらないのかもしれません。

 

しかし、ここでは定義うんぬんより、あえて、自分が会社についてどう思っているかという、主観的な判断をメインにしたいと思います。

 

さて、前置きが長くなりましたが、これから僕が提案したいのは、自分がブラック企業に勤めていると思っている人に向けたゲームです。

 

ゲームというと、TVゲームなど、仕事ではなく趣味の時間に行うものと思われるかもしれませんが、僕の提案するゲームは仕事中に行うことであり、プレイヤーは自分自身です。

 

いったいに何を言っているんだと思われるかもしれませんが、要するに、今ブラック企業にいるという状態を、自分がある種のゲームに参加している状態ととらえるということです。

 

ゲームのクリア条件は、今の職場のブラックな状況からの脱出、もしくはそのブラック会社自体の崩壊です。

 

ブラック会社自体の崩壊と書くと、センセーショナルな内容に見えますが、要は会社自体が、内的もしくは外的な力によって、ブラックな状態でなくなることを意味します。

(例 外的な力:労働基準監督署の立入り等)

 

簡単に書くと、自分がブラックな状態から抜け出すが、会社自体がブラックな状態から変われば、晴れてゲームクリアということです。

 

遅くなりましたが、このゲームを「カイジゲーム」と名付けたいと思います。

あえて説明する必要もないかもしれませんが、カイジとは福本伸行の漫画のカイジのことです。

ギャンブル漫画ですが、カイジが自身の置かれた過酷な状況から、一発逆転を狙って脱出するというのが、この漫画の構成ですので、そこからカイジゲームと命名しました。

 

カイジゲームの構成は、大きく分けて以下の3つになります。

 

フェーズ1:調査フェーズ

フェーズ2:仕込みフェーズ

フェーズ3:反撃フェーズ

 

フェーズ1では主に、自分を取り巻くブラックな状況が一体何に起因しているのかを、見極めます

フェーズ2では、そのブラックな状況から抜け出すための準備をします。

フェーズ3では、フェーズ2で準備したことをもとに、行動を起こします。

 

次回以降で、各フェーズについてもう少し詳しく書いていきたいと思います。