糸井重里さんにはすごい惹かれるのに、糸井重里さんのコンテンツには惹かれないのはなぜだろう?② 糸井重里さんとの対談コンテンツは良いのだが・・・
俗物太郎です。
前回、僕は糸井重里さんに憧れているということを書いた。
じゃあなぜ彼のコンテンツに惹かれないのか?
その件に入る前に、もう一つ憧れている理由を書きたいと思う。
それは常に話題になっている人(または、なりかけている人)に接近して関わりを持っている点だ。
僕が知っている例を挙げるとすれば、有名な人言うと
・矢沢栄吉さん
・任天堂の故・岩田社長
あと興味深かったのが、
・Habspotというアメリカの会社のCEO(グレイトフル・デッドにマーケッティングを学ぶという本の著者、結構面白かった、装丁も凝っていた)
・元ブータン首相フェローの御手洗瑞子さん(観光事業にについてアドバイスをしていたみたい)等だ。
(ちなみに御手洗さんはその後、糸井さんの企画した「気仙沼ニッティング」という東北の人たちが作る手編みの編み物を売る企画を発展させ、会社として独立させた後、その代表なられたので、僕は驚いた)
他に対談している人をネットで検索してみたが多すぎて書ききれない。
とりあえず、糸井重里さんは芸能人から会社経営者までまんべんなくあらゆる話題の人にコンタクトしている。
僕が話題になっている人でこの人面白そうだなと思った人は、たいてい既に(もしくは近いうちに)糸井重人さんと対談されている(海外の人も含め)。
大変うらやましい限りだ。
対談内容も当然のことながら面白い。
さて、以上のように糸井重里さん自身の話や、誰かとの対談に関して僕は大変興味を惹かれるのだが、どうも糸井重里さんの作り出しているコンテンツにはあまり惹かれないのだ。
もう少し具体的にいうと、糸井さんの主催している「ほぼ日」で生み出されるコンテンツだ。
断っておくが、僕は糸井さんを尊敬しているし、ほぼ日の種々の活動はすばらしいものが多いと思う(東北の復興支援など)。
ではそのコンテンツは例えば何なのかというと(気を悪くされる方がいたら申し訳ない)、
・ほぼ日手帳(ほぼ日のメインコンテンツ)
・言いまつがい(いろんな言い間違いをまとめた本)
・オトナ語の謎(会社に入ってから使いだすような言葉をまとめた本、「午後イチで」など)
あまり事例を挙げるのもよろしくないので、この辺にしたいと思う。
まず、ほぼ日手帳だが、これは大変人気があり、結構売り切れてしまったりもしている。
手帳自体は一日ごとに「日々の言葉」というメッセージが書かれていたり、カバーの種類がたくさんあったりして、人それぞれカスタマイズできる要素がたくさんあったりする。
また、手帳を作る様子もコンテンツとしてアップされており、製作者を含め、手帳のユーザーも楽しめるような情報発信も行っている。
(「ほぼ日手帳」というコンテンツ自体が一種のお祭りのような扱いになっている)
でも、お値段がちょっと・・・
オーソドックスなもの(手帳本体+カバー)で¥3,780・・・
(高いものではカバー付きで一万円を超えるものもあった)
まぁ、手帳自体もかなりいろんな要素が盛り込んであったり、カバーにいい素材を使ったりしていてそれなりにコストはかかっていると思われるので、そのくらいの価格になってしまうのかもしれないが、ちょっと高い気はする。
とはいうものの、僕がほぼ日手帳に惹かれない理由は値段が高いからではない。
続きは次回に。