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意識高男と俗物太郎、ときどき苦界生(いきる)が行く

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大ベストセラー「金持ち父さん 貧乏父さん」はいろいろなことを割り引いて読まないといけない(3/3)  金持ちになる具体的な方法は自分で考えていくしかない

これまで「金持ち父さん 貧乏父さん」に関する周辺情報を説明してきた。ではこの本で書かれている「金持ちになるためにはどうすればよいか?」について説明したいと思う。

 

この本で書かれているのは「お金にお金を稼がせる」ということだ。

つまり、株や為替、不動産などの投資によって働かなくてもお金が入ってくる状態をつくることを意味している。

さらに自分のビジネスを立ち上げ、会社を作る。その会社で収益を上げ、ビジネス拡大のために投資をして経費をたくさん使う。そうすれば税金の支払いを抑えることができる。

 

個人の場合だと所得に対して課税され、稼げば稼ぐほど税金も増えてしまうが、会社(法人)は個人の所得に対応する売り上げから、経費を除いた分に対して課税されるため、個人より大分節税できる。

 

キヨサキ氏の場合、収入源は主にアパート経営による家賃収入が不労所得に相当する。さらにキヨサキ氏は競売物件など安く購入できる不動産を手に入れ、それを高く売り、その売却益を利用してさらに価値のある物件を手に入れるという方法で収入を増やしていった。

ちなみに、通常土地を売ることによる売却益には税金がかかるのだが、アメリカの法律ではその売却益を土地購入にあてる場合は税金の支払いは延期させることができるようである。

 

要するにこの本に書かれている金持ちになる方法とは「自分のビジネスを立ち上げ、必要なものは経費で落とし、せっせと節税すること」に他ならない。

 

また、自分が欲しいものは経費で落とす。ということはつまり、経費で落とせないような高価なもの(自分のビジネスの規模を超えるもの)は欲しがらないことが大切だ。

 

おそらく、多くの金持ちは上記のような状態だろうと思う。それに対し、多くの人は年収をアップさせることにやっきになったりするが、その分忙しさや責任も大きくなり、かつせっかく稼いだ分も累進課税制度によって、稼げば稼ぐほど税金で持っていかれてしまう。

 

じゃあ具体的にどんなビジネスをやればよいとか、どうやってよい物件を見つければよいとかはこの本には書かれていない。この本が教えてくれるのは「考え方」までである。金持ちになる具体的な方法は自分で考えていくしかないのである。

 

とはいえ、先回のエントリで説明したように、この本はそれなりの批判があるが、上に述べたように、金持ちと多くの一般人で構成される社会のシステムに気づかせてくれるという意味で読む価値はあると僕は思う。